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彼の世界は官能で出来ている。
第6章 BかFか…
そして――――今は…深夜2時…真夜中
「なんで――――瑛斗さんがここにいるんですか!?」
「百々子に――――会いたくて」
酒に酔った瑛斗が私のアパートの扉を叩き…
ちゃっかり部屋に上がり込んでいる!?
深夜の2時過ぎ――――…とっくに寝ていた私はたたき起こされ、非常に不機嫌である!!
「巨乳をお持ち帰りしたんじゃないんですか?」
「あ――――…お持ち帰りされそうになったが……俺はお前じゃないとダメみたいだ…」
「また、誤解を招く言い方を!」
あまりの言い方につい突っ込みを入れてしまう!
――――くそ!何しに来たんだよ!
「まったく…ひどい飲み会だった!
百々子の言うように、巨乳の持ち主だから何かしらのボキャブラリーは有るかと期待したが!
あのデカ乳は偽物か?!
アイディアは浮かばないし、デカイだけの乳をぶら下げているだけの女に、な~んの魅力も感じない!!
言葉に魅力がなかった!
突っ込みも無い!お世辞と自分アピールのためだけに動く唇に――――…何の魅力もエロもない!
汚い言葉使いでも…激しい突っ込みでも…百々子のように鋭く深く、俺の中を何度も突きまくる言葉の熱い反り返りが欲しいんだよ!」
「おい!最終的に卑猥だったぞ!…ったく意味わかんない!」
酔っている瑛斗はベラベラと喋りながら私の方へとじわじわと距離を縮めていく。