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恋する真珠
第1章 海と真珠
「…なんだかそんな貌をしていたから…」
瑠璃子は一瞬躊躇したが、はっきりと告げた。
「はい。います」
「…そうか…」
落胆したような…しかし、それを瑠璃子には見せないように財前は朗らかな笑みをすぐさま浮かべた。
「君みたいな美少女に好かれるなんて、幸せな男の子だな」
「…男の子…はあ…」
…相当前に男の子だったひとだけどね…。
瑠璃子は心の中でそっと呟き、こっそりと微笑う。
…早く会いたいな…。
瑠璃子の浮き立つ心は、自由に涼太の元へと飛び立つのだ。
瑠璃子は一瞬躊躇したが、はっきりと告げた。
「はい。います」
「…そうか…」
落胆したような…しかし、それを瑠璃子には見せないように財前は朗らかな笑みをすぐさま浮かべた。
「君みたいな美少女に好かれるなんて、幸せな男の子だな」
「…男の子…はあ…」
…相当前に男の子だったひとだけどね…。
瑠璃子は心の中でそっと呟き、こっそりと微笑う。
…早く会いたいな…。
瑠璃子の浮き立つ心は、自由に涼太の元へと飛び立つのだ。