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恋する真珠
第2章 恋するカナリア
「…俺は口下手だから上手いことは言えねえ…。
お前が好きだ。誰よりも大切に思っている」
「…うん…」
…初めての涼太の甘い愛の言葉を、瑠璃子は一字一句聞き漏らすまいとしがみついたまま耳を澄ませる。
「…お前が大人になったら、嫁さんになって欲しいとも思っている」
「うん…!」
嬉しさのあまり夢中になって頷くと、涼太の鍛え上げられた逞しい両腕が瑠璃子を強く抱きしめた。
…チャイナドレスの絹の生地は薄くて、瑠璃子の漸く成長を遂げ始めた柔らかな乳房を涼太の分厚い胸板に押し付ける形になった。
…恥ずかしい…。
瑠璃子の身体に焼け付くような羞恥心と…それを上回る甘やかな旋律が駆け巡る。
…「チャイナドレスは世界一、セクシーな服なのですよ…」
あの店のマダムの言葉がふと蘇った。
「…あ…」
…乳房だけでなく、薄い絹を隔てただけの細い骨盤の華奢な下腹部も、涼太の硬いデニムに押し付けていることに気づく。
チャイナドレスにはスリットがあるために、通常のスカートよりも深く、男に接近しているのだと…。
成熟した男の逞しい下半身を、敏感な柔らかな皮膚は絹のドレス越しにすべて受け止め…感じ入り、その蜜に塗れたような初めての感覚に、瑠璃子は小さく身震いをした。
お前が好きだ。誰よりも大切に思っている」
「…うん…」
…初めての涼太の甘い愛の言葉を、瑠璃子は一字一句聞き漏らすまいとしがみついたまま耳を澄ませる。
「…お前が大人になったら、嫁さんになって欲しいとも思っている」
「うん…!」
嬉しさのあまり夢中になって頷くと、涼太の鍛え上げられた逞しい両腕が瑠璃子を強く抱きしめた。
…チャイナドレスの絹の生地は薄くて、瑠璃子の漸く成長を遂げ始めた柔らかな乳房を涼太の分厚い胸板に押し付ける形になった。
…恥ずかしい…。
瑠璃子の身体に焼け付くような羞恥心と…それを上回る甘やかな旋律が駆け巡る。
…「チャイナドレスは世界一、セクシーな服なのですよ…」
あの店のマダムの言葉がふと蘇った。
「…あ…」
…乳房だけでなく、薄い絹を隔てただけの細い骨盤の華奢な下腹部も、涼太の硬いデニムに押し付けていることに気づく。
チャイナドレスにはスリットがあるために、通常のスカートよりも深く、男に接近しているのだと…。
成熟した男の逞しい下半身を、敏感な柔らかな皮膚は絹のドレス越しにすべて受け止め…感じ入り、その蜜に塗れたような初めての感覚に、瑠璃子は小さく身震いをした。