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恋する真珠
第2章 恋するカナリア
「…誰よりも綺麗でいやらしい…いい女にしてやる」
男の声が次第に艶を帯びる。
「…涼ちゃ…んっ…」
濃厚な口づけはやがて、瑠璃子の桜貝のように薄い耳朶を噛み、うなじへと降りてくる。
「…あ…っ…ん…」
ざらりとした涼太の肉厚な舌が白く華奢なうなじを這い回り、きつく吸われた。
「…んんっ…」
節くれ立った長い指が、瑠璃子のブラウスのボタンを器用に外して行く。
…男に…母親以外には晒したことのない肌を晒すのだと改めて気づき、身を硬くする。
「…怖いか…?」
優しく涼太が尋ねる。
「…怖くないよ…」
「…怖いと言っても、もう止めてやらねえよ」
「いいよ、怖くないもん」
「相変わらず気が強いな。お前は…」
眼を細める涼太のがっしりとした首筋に手を回す。
「…嬉しいの。…やっと涼ちゃんとひとつになれるから…」
「瑠璃子…!」
涼太は呻くように名前を呼ぶと、掬い上げるようにして瑠璃子を抱き上げた。
顎を持ち上げ、噛んで含めるように瑠璃子に伝える。
「…セックスていうのはな、お前が考えているようなロマンチックで綺麗なもんじゃねえよ。
…相手の身体を奪ってぐちゃぐちゃにして汗だくになってなりふり構わずに求め合うもんなんだ。
…途中で嫌と言ってもやめてやらねえからな」
瑠璃子は頷いた。
「いいよ。…涼ちゃんがくれるものならなんだって…。
私は嬉しいよ…」
…だって…ずっと大好きだったんだから…。
頰に伝う涙を、キスで吸われる。
「…お前は可愛いな」
…可愛くて可愛くて…どうにかなっちまいそうだ…。
小さな囁き声が聞こえたかと思うと、あっと言う間にブラウスが脱がされた。
…真珠色のブラジャーを着けた瑠璃子の胸は、十四歳の頃より遥かに女性らしくふくよかに成長し、美しい隆起を見せていた。
思わず庇おうとする腕を外される。
「見せろ…」
「…涼ちゃん…」
恥じらう瑠璃子に優しくキスしながら、ブラジャーを外す。
…透き通るように白く形の良い乳房…そして珊瑚色のまだ熟してはいない尖り…。
それはまるでギリシャ神話のニンフの乳房のような清らかさと神聖な美しさを秘めていた。
涼太は思わず息を呑んだ。
「…綺麗だ…」
男の声が次第に艶を帯びる。
「…涼ちゃ…んっ…」
濃厚な口づけはやがて、瑠璃子の桜貝のように薄い耳朶を噛み、うなじへと降りてくる。
「…あ…っ…ん…」
ざらりとした涼太の肉厚な舌が白く華奢なうなじを這い回り、きつく吸われた。
「…んんっ…」
節くれ立った長い指が、瑠璃子のブラウスのボタンを器用に外して行く。
…男に…母親以外には晒したことのない肌を晒すのだと改めて気づき、身を硬くする。
「…怖いか…?」
優しく涼太が尋ねる。
「…怖くないよ…」
「…怖いと言っても、もう止めてやらねえよ」
「いいよ、怖くないもん」
「相変わらず気が強いな。お前は…」
眼を細める涼太のがっしりとした首筋に手を回す。
「…嬉しいの。…やっと涼ちゃんとひとつになれるから…」
「瑠璃子…!」
涼太は呻くように名前を呼ぶと、掬い上げるようにして瑠璃子を抱き上げた。
顎を持ち上げ、噛んで含めるように瑠璃子に伝える。
「…セックスていうのはな、お前が考えているようなロマンチックで綺麗なもんじゃねえよ。
…相手の身体を奪ってぐちゃぐちゃにして汗だくになってなりふり構わずに求め合うもんなんだ。
…途中で嫌と言ってもやめてやらねえからな」
瑠璃子は頷いた。
「いいよ。…涼ちゃんがくれるものならなんだって…。
私は嬉しいよ…」
…だって…ずっと大好きだったんだから…。
頰に伝う涙を、キスで吸われる。
「…お前は可愛いな」
…可愛くて可愛くて…どうにかなっちまいそうだ…。
小さな囁き声が聞こえたかと思うと、あっと言う間にブラウスが脱がされた。
…真珠色のブラジャーを着けた瑠璃子の胸は、十四歳の頃より遥かに女性らしくふくよかに成長し、美しい隆起を見せていた。
思わず庇おうとする腕を外される。
「見せろ…」
「…涼ちゃん…」
恥じらう瑠璃子に優しくキスしながら、ブラジャーを外す。
…透き通るように白く形の良い乳房…そして珊瑚色のまだ熟してはいない尖り…。
それはまるでギリシャ神話のニンフの乳房のような清らかさと神聖な美しさを秘めていた。
涼太は思わず息を呑んだ。
「…綺麗だ…」