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永遠の愛のカタチ
第4章 祐の想い ※



小春の顔がふと頭に浮かんできた時、何かが吹っ切れてうじうじ悩んでいる情けないオレとはおさらばしようと思った。


この先も一緒にいたいと思えたのは小春なんだし、結果がどうであれ今しなかったことに後悔しないようにして転勤先へと引っ越したい。


少ないけれどまだ時間はあるからよく考えるんだ。諦めてはいけない。



「どうすればいいのか分かってきた気がします。ありがとうございます!」


「俺は何もしてないので。コーヒー、ご馳走さまです」



見送った後にまだ温かい紙コップを持つとテーブルの上にコーヒーの代金が置いてあることに気づく。


最初から奢られるつもりはなくて、借りは作らないタイプか。……変な男。


何から何までスマートにこなすところは悔しいけど同じ年代の男として負けた気がする。


それでもオレの心は清々していた。

今は小春のためにもまっすぐ前を向いたカッコイイ男になりたいから……。


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