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永遠の愛のカタチ
第2章 永遠の愛のカタチ



「知らない土地に行って慣れるまで大変だと思うけど頑張りなよ」


「もちろんですよ。この会社でたっぷり鍛えられたのでやっていけそうです」


私に異動を押し付けていた女性社員と一緒にいた人やお局様からの視線は厳しいものだけど、もう少しで退職すると思うとどうってことなかった。


穂並さんがいてくれるのもあるけれど、祐と結婚することになったことが彼女たちに負けない力を与えてくえていた。


地元から離れることが決まって寂しい気持ちもあるけれど、今は希望の光しかなくて前を向いている。


その希望の光が差し込んだきっかけは大好きな花である白い桔梗のおかげかと思った。


花はいつか枯れてしまうけれど、私の心の中でずっと綺麗に咲き誇っている。



「穂並とはくまいはいるか~?」


休憩時間に入った時、椿さんと土嶋さんが私たちのデスクの方へやって来た。


「お疲れー。二人揃ってどうしたのよ?」


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