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永遠の愛のカタチ
第2章 永遠の愛のカタチ
「うっ、うるさい!これ以上言うなら優だけ晩御飯抜きにするからね」
「おれは犬かよ」
「あはは……。土嶋さん、椿さん、ありがとうございます。じゃあ、お言葉に甘えますね」
飲み会に参加することにすると土嶋さんは満足したのか、恥ずかしがりながらも一緒に歩いている椿さんのことを軽く叩いたりしてじゃれ合いながら戻っていった。
どうやら今日も仲良しのようだ。
この前、カフェに朝ご飯を食べに行った時に付き合っていることを教えてもらって驚いたけど……。
特に椿さんは彼女が欲しいと言っていたから、幸せになってよかったなと思うばかりだ。
「あれはあれで上手くいっているんだから不思議よね。椿と葉月ちゃんも結婚するって知ってた?
二人共猫が好きだから猫の日である二月二十二日に籍を入れるとか。小春と青木よりもスピード婚でびっくりだわ」
「そうなんですか!?二人共クールだから猫が好きなのも想像できないです」
「驚くところはそこ?葉月ちゃんが祐に振られてから色々あったらしいわよ。
失恋して椿に慰められているところで葉月ちゃんがころっといっちゃったようね……。まぁ、椿は悪い奴ではないからあたしは見守ってるけど……」