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永遠の愛のカタチ
第2章 永遠の愛のカタチ
「ううん。祐だなーって思って」
「はははっ、なんだよそれ。この辺にカフェがあったから温かい物でも飲むか」
祐に連れられて落ち着いた雰囲気のカフェに行き、温かいレモンティーを飲んでホッと一息つく。
窓から街並みを見てみると今まで住んでいたところよりも栄えているように思た。
好きな人も嫌いな人もいなくて、知っている人が祐しかいない場所。
まだ来て間もないのに、この場所でこれから暮らしていくと思うと少しだけホームシックになる。
「祐はこっちの生活には慣れた?」
「大体慣れてきたかな。休日に散策してみたけどいろんな店が合って面白いな。パンが美味しそうな店もあったし、今度一緒に行こうぜ」
「いいね。行ってみたい。私も慣れるように明日から散策しようかな」
「そうだなー。引っ越しの手続きとかしないとだから、そのついでに散歩してくるのもいいかもしれねーな。小春の荷物もオレの家にさっき届いたし、やることがいっぱいだ」