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永遠の愛のカタチ
第2章 永遠の愛のカタチ
「こっ、小春ほど寂しくねーよ!……悪い。嘘はつかない約束だったよな。……寂しかった!」
「あはは。私も寂しかった。だから祐と会えてすごく嬉しい」
幸せいっぱいに笑っていると、きちんとベッドメイキングされた場所へ誘導されて押し倒された。
木製のダブルベッドフレームからほのかに木の香りがして、シーツや布団からはまだ新しい匂いがする。
祐はこの広いベッドに一人で眠っていたんだから、私を待ってくれていた場所にやっと到着した気分になった。
「一ヵ月間、仕事のことで頭がいっぱいだったけど小春に早く触れたいなっても思ってた」
「私もだよ。電話じゃ触ることができないからもどかしかった」
被さられながらそう答えると迷わずキスを落とされる。
久しぶりに唇が触れてまた緊張して体に力が入るるけど、ちゅっ、ちゅっ、っと繰り返されるうちに緩んでいった。
そのうちキスの仕方を思い出した私も祐にお返しをして愛し合えなかった時間を少しずつ埋めていく。
「なぁ、小春。顔を真っ赤にするほどオレと再会できて嬉しいのかよ?」