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永遠の愛のカタチ
第2章 永遠の愛のカタチ



「いや、驚くって」


「まだ何も言ってないよ?」


最初にしてくれた反応が祐らしくてクスッと笑ってしまう。


隣に腰を下ろして目を合わせてもまだ表情に不安の色が見られる。


私のことをそんなに心配してくれていたんだと思うと嬉しくて温かい愛を感じた。



「何でもないって結果以外が出てきたら驚くに決まってるだろ。妻である小春の体が心配なんだから」


「ありがとう。でもその心配いらないよ」


大丈夫だとニッと笑ってみせると、祐は不思議そうに首を傾げてパチパチと瞬きしてくる。


そんな愛しい人に向かって私は結果を告げることにした。






「……妊娠してたんだ」


「マジかよ!?」


相当驚いたのか大きな声を出していた祐に待合室にいたすべての人から視線を向けられてこっちまで恥ずかしくなる。

こうなると思ったから驚かないでと言ったのに……。


周囲に向かって二人でペコペコと頭を下げた後、祐は私の耳元に手を当てて静かに話の続きをしようとしてくる。


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