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永遠の愛のカタチ
第2章 永遠の愛のカタチ
「できるにしても早くねーか?小春が引っ越してきた日に生でしたばかりだぞ?」
私も最初はそう思っていた。でも妊娠した心当たりもしっかりとある。
「もしかしたら、会社で避妊しないでした時だと思う。あの後、生理もこなかったし……」
「あっ……。そんなこともあったな」
避妊しないでセックスをしたのはこの前が初めてではなかったのに思い出したかのように答える祐。
まったく能天気な人だ。
でも、もし結婚していなくて妊娠していたとしても事実として受け止めてくれていただろう。
なぜなら、新しい命が私のお腹に宿ったのが嬉しいのか口元が緩んでいるから……。
「結婚して、妊娠したって幸せ続きだな。小春のばーちゃんにすれば来年にはひ孫に会えるのか。どんな顔をするのか楽しみだな」