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永遠の愛のカタチ
第3章 ふたりの出会い、ふたつの家庭



土嶋さんの女らしい部分を見てニヤけていると照れくさそうにしながらも呆れた目を向けられた。


「そっ、そんな話を聞いてどうするんです?祐と笑い話にでもするつもりですか?」


「祐も知りたがっていましたけど個人的に気になって。土嶋さんは祐のことが好きでしたから、椿さんと付き合う雰囲気とか一切なかったじゃないですか」


土嶋さんが祐のことを好きだった。それは今となっては嫉妬心さえも芽生えてこなくて懐かしい思い出になっている。


私だけでなく、土嶋さんにとってもそうなのか嫌な顔は一切していなかった。


「同じ会社で働いていた頃はなよなよしてたくせに言うようになりましたね……。わたしが祐に振られた身だって言うのに。

……まぁ、優と結婚できたからもうあの頃のことは何とも思っていないですけど」


「じゃあ、教えてくださいよ。椿さんとの馴れ初め」


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