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永遠の愛のカタチ
第1章 離れていても幸せだから
「いいなぁ……。わたしもはくまいさんと夜ご飯を食べに行きたい……」
「仲良くなりたいって素直に言えばいいんじゃねーか?……家に帰ると言ってるくせに」
「優、うるさい。洗濯物をたたむのも一週間分追加ね」
「椿と葉月ちゃんは今日も仲良しねぇ……。いつの間に同棲してたの?」
「付き合って一週間後にはうちのアパートに優が転がり込んできました」
「あら~、欲求不満ですこと。そのうち子供ができるんじゃない?」
「穂並、恥ずかしいからやめてくれ……」
「でも小春も祐と一時期同棲してたよね?……これから同居するようになるみたいだけど」
三人にニヤニヤされながら一気に視線を向けられて恥ずかしくなる私。
顔がカァッと赤く鳴った時、手に持っていたスマホに電話の着信が入ってヴヴッと震えていた。
ここでこの電話に出たらますます三人にからかわれるかもしれない……。
「そっ…、それじゃ、お先に失礼します!お疲れさまでした」