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永遠の愛のカタチ
第3章 ふたりの出会い、ふたつの家庭
「まっ、まぁ……。最近してなかったけど……」
不満になっている部分は違うけど、たまにはパパとママではなくて男と女になりたい気もしていた。
座っていた長座布団の上にゆっくりと体を倒されると、帰ってきた時に頬にされたキスよりも強く唇を重ねられる。
パパとママの役割をしている時はお互いに頬にソフトキスをするくらいだったからとても久しぶりに感じた。
そもそも最後にセックスをしたのはいつだろう。
今月に入ってからいつセックスをしたのか覚えていない。
結婚して子育てをしているうちに時の流れもとても早く感じていた。
「小春はずっと欲求不満だったのか?」
「欲求不満というか……、毎日が忙しくてエッチなことなんて考えられなかったよ。祐こそ欲求不満だったの?」
「不満というまで不満だとは思ってねーけど、オレは小春とエッチしたいって思ってる」