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永遠の愛のカタチ
第3章 ふたりの出会い、ふたつの家庭
「じゃあ、今晩はしよう。丁度、生理も終わったし」
「断られるかと思ったけど意外と乗り気だな。……小春」
今日は晩酌もしてないというのに異様に機嫌が良さそうな祐はチュッ、チュッ、チュッとキスを落としてくる。
最近は冬和のことばかり話していたけど、この不満も受け止めてくれるだろうか。
このアパートの壁が薄いせいで隣の住人から文句を言われ続けて困っていることを……――――
引っ越ししたいと言ったら賛成してくれるかな。
冬和が大きく鳴った時のことも考えて一軒家に住みたいなんて言うのは贅沢だろうか……。
祐が服の中に手を入れてきてブラジャーのホックを外し、胸を揉んでくる中、そんなことを考えていた。
セックスが終わった後に話すか、今話すか……。
大事なことでもあるし、話を切り出すタイミングも重要そうだ。
「小春……?おっぱいは感じないのか?」