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永遠の愛のカタチ
第3章 ふたりの出会い、ふたつの家庭



今まで見てきたのは厳しい女の世界。

会社で働いていた時も女性社員に嫌がらせをされたことがあったからそう言いたくなる。



男には理解できないことなのか祐は困ったような顔をしていた。


でもそんな反応をしていては私の機嫌が悪くなると思ったのか一瞬目を閉じて何かを考える素振りを見せる。


「そうなのかー……。じゃあ、明日オレが隣のおばちゃんのところに謝りに行ってくる。

幼い子供なんだから泣くのは仕方ねーと思うし、虐待もしてないって言ってくるから」


「祐が言いに行っても意味ないよ」


「なんでだよ?言ってみないと分からないだろ」


「言っても目に見えているっていうか……」


また祐が仕事に行ってる時を狙って、私にうるさいと罵倒を浴びせにくるはずだ。



「じゃあ、小春はどうして欲しいんだよ?冬和が泣くのはどうしようもできねーし……」


「……家」


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