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女囚
第1章 捕縛
「あっ。あっ。」今にもイッしまいそうな喘ぎ声を上げる由里をバックミラーで見ながら治夫は思っていた。
この女は当たりだ。
治夫は主従関係を築いて主と奴隷との関係となり調教するのではなく、一方的に調教、いや拷問出来る関係。
その昔、捕らえた女を尋問といって拷問していた様に治夫も女を捕らえ、女囚として拷問する事を妄想していたのだ。
この女は俺と同じだ。
同じというのはちょっと違うがこの女の願望は捕らえられ運命を掌握され拷問される事だと治夫は確信していた。
もしかすると命も投げ出す覚悟があるかもしれないとまで治夫は考えていた。
ゾクゾクする興奮が抑えられない。
そんな事を考えていると「あーっ。イってしまいますっ。」と後ろから由里の声が聞こえた。
治夫はすかさずローターを切った。
由里は静かになった。
治夫がバックミラーを見ると由里はハァハァ肩で息をしていた。
「イったのか?」治夫が聞くと、「いえ。」と短い返事が返ってきた。
暫くたってから治夫はまたローターのスイッチを入れた。
「あぁっ。」また由里が喘ぎ始めた。
そんな寸止めを何度か繰り返すうちに車は山道に入りひと気がまったくない村落に入っていった。
そして大きな屋敷の前に車は止まった。
治夫は後ろを振り返ると「着いたぞ。ここがお前が収監される屋敷だ。」
そして治夫はローターを切ると「少し待ってろ。」と由里に言い残し車を降りて屋敷に向かった。
由里はまわりを見渡してみたが人の気配どころか真っ暗闇だった。
暫くするとドッドッドッドと何か機械が動くような音が聞こえた後、男が戻ってきて後部座席に乗り込んできた。
男は由里の脇を跨いで後ろにまわると南京錠と手首を拘束していた手錠を解錠し始めた。
「ここはどこですか。」と由里が聞くと、「ここは俺が生まれた村だ。もう誰も住んでない忘れ去られた村さ。」と答える。
再び由里の脇を跨いで前に出ると今度は足枷を解錠する。
「この屋敷は俺が相続したものだがなんの価値もない。」と男はぼそっと言った。
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