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女囚
第3章 処刑
そして縄尻を床にねじ込んだフックにかけると縄を引き更に由里の首を締め上げる。
「あっ。あっ。」由里は苦しくなり口を開けて空気を求めて喘ぎ始めた。
「苦しいか。」
「はっはいっ。苦しいです。」
「まだ喋れるから大丈夫だな。」
治夫は竹刀を持つと由里を叩き始めた。
由里の身体が揺れる度首が締まる。
「うっ。うっ。」呻く由里。
着信音。
「はい。まだ1人で御座います。その男性にSMを教えて頂きました。」
「なんだ。まだ1人なのか。そういえばお前の歳を聞いてなかった。何歳だ。」と返信。
治夫は由里の携帯を出すと写真を撮り投稿した。
メッセージに優子の返信がある。
「石抱きですね。
写真を見てるだけで濡れて来ちゃいました。」
治夫は薄笑いを浮かべて「この写真が最後だよ。本当に死ぬかと思った。
貴女は拷問されて死ぬ事に恐怖を感じる。」と返信した。
「さて頃合いだな。」治夫はしゃがみ込み由里の顔に自分の顔を近付けると「死を迎える瞬間は最高の苦痛だと思わないか。」
「はっはいっ。一生で一度しか味わえない最高の苦痛だと思ってます。」
「拷問死を望むお前は俺にとって最高の変態だよ。」
「はい。私にとって拷問の果てに処罰を与えて頂けるご主人様は私にとって最高の存在で御座います。」
治夫は逆さに吊られている由里にキスをした。
2人は貪る様に下を絡めキスをする。
それは別れの儀式とでもいう様に濃厚なキスが続く。
治夫はそっと唇を離すと「それじゃ逝け。」と別れの言葉を口にした。
「はい。ありがとう御座いました。最高の2日間でした。出逢えた事を感謝しています。ご主人様お元気で。さようなら。」
「最後の苦痛タップリ堪能しろ。」治夫は立ち上がると由里を吊り上げた縄を縛り付けている伊豆石の所に行きレバーに手をかけた。
4枚の伊豆石が乗っている台はこのレバーを引く事で下に一気に下がる仕組みになっていた。
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