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第19章 幼馴染と先生、どっちを選ぶ？

　魅惑的な３Ｐを終え、和義は一人自室で横になっていた。
　最高のセックスを堪能できた。そんな風に感じている。同時に、限界までプレイをしたので、心地よい疲れが、全身を覆っていた。
（また、三人でしたいなぁ……）
　と、和義は夢見心地になりながら、妄想を膨らませていた。
　憧れの美香子とセックスし、さらに幼馴染の由美とも関係を持っている。父親を喪い、失意の底に沈んでいた彼にとって、二人の存在は、太陽のように大きなものであった。このまま三人で淫らなことができれば一番いい。彼はそのように感じ、そのまま眠りに落ちた。
　翌日――。
　学校に行かなければならない。
　簡素な朝食を終え、学校に行く支度をしていると、インターフォンが鳴り響いた。
（多分、由美かな……）
　そう考え、玄関に向かう。
　トビラを開けると、予想通り由美の姿があった。
「おはよう、和君」
「うん、おはよう、来てくれたのか」
「そう、一緒に学校に行こうと思って……」
「わかった。今支度するからちょっと待ってて」
　そう言い、慌てて準備をする和義。
　そして、二人一緒に学校へ向かう。
　その途中、由美が恥ずかしそうに尋ねてきた。
「和君、聞いてもいい？」
「え？　何かあるのか」
「和君は先生と私、どっちがいいと思ってるの？」
　そう問われて、和義はどう答えるべきか迷っていた。