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幼馴染と、そして先生と
第19章 幼馴染と先生、どっちを選ぶ?
正直、二人とも魅力的である。自分にはもったいないくらいの女性たちなのだ。だからこそ、どちらを選ぶと言われると、解答に迷ってしまう。
「そ、それは……」
和義は口ごもる。
すると、それを見ていた由美が、言葉を返した。
「ゴメンね。意地悪な質問して。私ね、和君がどちらを選んでもいいと思ってるの。私はそれに従うかな」
「俺、どちらかを選べって言われても、選べないよ。どっちも好きなんだ。それは本当だよ」
好きという言葉が出て、由美がハッとした顔になる。
「好き……。和君、私のこと好き?」
「う、うん。好きだと思う。……否、好きです」
正直に答える和義。
何だか、当たり障りのない登校中の景色に色が生まれたような気がした。
由美に突然告白し、和義は顔を真っ赤にさせた。自分でも何を言っているのかわからない。しかし、興奮しているのはわかる。同時に、自分は由美が好きであると再認識をする。その気持ちに嘘偽りはない。
「私も和君が好きだよ」
「あ、ありがとう……」
「これからもずっと一緒だよね?」
「もちろん、由美さえよければ、俺はずっと一緒にいるつもりだよ」
そうは言ったものの、美香子との関係はどうすればいいのであろうか?
和義は、美香子のことも好きなのである。今までは憧れの存在だった。しかし、セックスを通して、結びつきが強くなり、彼は美香子にも惹かれつつあったのである。
そんな風に、悶々としながら学校へ行き、授業を受ける。
そして、休み時間、和義は美香子に呼び出された。
「そ、それは……」
和義は口ごもる。
すると、それを見ていた由美が、言葉を返した。
「ゴメンね。意地悪な質問して。私ね、和君がどちらを選んでもいいと思ってるの。私はそれに従うかな」
「俺、どちらかを選べって言われても、選べないよ。どっちも好きなんだ。それは本当だよ」
好きという言葉が出て、由美がハッとした顔になる。
「好き……。和君、私のこと好き?」
「う、うん。好きだと思う。……否、好きです」
正直に答える和義。
何だか、当たり障りのない登校中の景色に色が生まれたような気がした。
由美に突然告白し、和義は顔を真っ赤にさせた。自分でも何を言っているのかわからない。しかし、興奮しているのはわかる。同時に、自分は由美が好きであると再認識をする。その気持ちに嘘偽りはない。
「私も和君が好きだよ」
「あ、ありがとう……」
「これからもずっと一緒だよね?」
「もちろん、由美さえよければ、俺はずっと一緒にいるつもりだよ」
そうは言ったものの、美香子との関係はどうすればいいのであろうか?
和義は、美香子のことも好きなのである。今までは憧れの存在だった。しかし、セックスを通して、結びつきが強くなり、彼は美香子にも惹かれつつあったのである。
そんな風に、悶々としながら学校へ行き、授業を受ける。
そして、休み時間、和義は美香子に呼び出された。