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幼馴染と、そして先生と
第14章 幼馴染と先生
「せ、先生、それに由美……」
 そこには、水着姿の美香子と由美が立っていた。美香子は黒のセクシーなビキニ。かなり露出度が高く、目のやり場に困ってしまう。反対に由美は白のビキニだ。こちらはなかなかファンシーなデザインで、とても可愛く似合っている。
「和君、酷いよ……」
 と、水着姿の由美は告げる。
 一体、何が酷いのであろうか? 訳も分からず、和義はただ状況を把握するだけで精一杯であった。
「由美、どうして、先生といるんだ」
「和君、先生とエッチしたんでしょ。私ともしたのに……」
「そ、それは、その、ご、ゴメン」
 すると、それを見ていた美香子が口を挟む。
「清野さん、私も悪いの、有田君を誘惑してしまったから。でも、あなたと有田君の仲を引き裂こうしたわけじゃないのよ。さっきも言ったでしょ。これはもっと上に進むための儀式だって」
 それに対し、由美が答える。
「先生、確かに言いましたけど、本当にするんですか?」
「そう、まずは有田君に見せつけてやりましょう。私たちも仲がいいってことを……」
 美香子の言葉を聞いても、和義は訳が分からなかった。
 但し、由美と美香子は何か考えているようである。二人を凝視する和義。すると、美香子が動いた。
 なんと、由美の唇にキスをしたのである。
 由美は若干驚いているようであったが、直ぐに慣れて、身体を預ける。
「んぐ、ぬぐ、んんんっ」
 由美がうっとりした声を出す。それを聞いた美香子はさらに大胆に事を進めていく。
 触れるだけのキスから、今度は一転して、舌を絡めるディープなキスを展開していったのである。
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