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幼馴染と、そして先生と
第14章 幼馴染と先生
 にちゃにちゃと、互いの唾液を啜り合う音がこだまする。このような淫音を聞いてしまうと、和義も堪らなくなってくる。下半身がズキズキと疼き、ペニスが硬直し始めていく。
(せ、先生と由美が、キスをしている)
 レズプレイを見るのは、これが初めてである。
 だからこそ、和義は強い興奮の中にいた。同時に、もっとどんな風になるのか見たくて堪らなくなった。燃えるような瞳で、二人をじっと凝視する。
(有田君、興奮してるのね)
 キスをしながら、流し目で美香子は和義を見つめた。
 和義は唖然としていたが、どこかうっとりとした表情を浮かべている。
 濃密なキスが展開され、美香子はさらに動いていく。今度は、由美の乳房を揉み始めたのである。
「せ、先生、駄目ですよ……」
 由美は必死に抵抗する。しかし、どこか力が入っていない。
「いいじゃない。清野さんだって、気持ちよくなりたいでしょう」
「そ、それはそうですけど、私たち、女同士ですし」
「女同士だからわかることもあるのよ」
 美香子は決して水着のブラを外さなかった。あくまでも水着の上から愛撫を続けていく。
 乳房を弄られて、由美の顔を薄っすらと上気していく、雪のように白い肌に、スッと朱が差していく。それは、どこまでも魅力的な光景に見えた。
「せ、先生、それに由美、……一体何を?」
 レズプレイを見せつけられて、動揺する和義。
 ただ、彼自身も強く興奮していた。この中に入っていきたい希望もあるのだが、今はまだ視姦していたい。
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