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揺れる世界の秘め事
第18章 お風呂でゆったり?
「え?だって昨日一緒に入ろうって言ってたじゃん?昨日も今朝も約束破ったんだし麻美さんは俺が洗うからね?」
「約束って…やだ、恥ずかしい。自分で洗う」
ブンブンと首を振って拒絶すると不満げな顔でこちらを見られ、視線を逸らす。
「なに、俺と一緒なのイヤ?昨日頷いたのに?」
「やっ…あれは、もう考えられないほどいっぱいいっぱいだったし…一緒にお風呂は…うぅーん…バスタオルがあれば…なんとか…?」
「却下」
「うぅぅっ…やっぱヤダ……洗うのもっとヤ!」
「うわひっでぇ」
苦笑する純平くんの顔を睨む。
隠す気も無いのか、大変危険なモノも視界に入る時があってどうしたらいいのか非常に困る。
「…一番は…慣れてる素振りの純平くんがヤダ。…うん」
言っても仕方ない事だけど、こうも堂々とされてると泣きそうになる。
他の男性をほぼ知らないも同然な私とだいたい経験済みであろう彼との大きな違いかもしれない。
「ん?それ嫉妬?…なーに可愛いこと言ってんだか……女と風呂とか小さな頃に母親としかねーよ?」
「いいよ…そんな嘘」
半分以上いじけて湯船を見つめていると、グイっと腕を引いて立たされ、純平くんの胸元に顔を寄らされる。
「……わっ……ぇ、ぇ?」
「聞こえる?心拍数?」
こくりと頷くと頭を何回か撫でられ「そういうこと」と身体を離される。
「な、なんで…!?…いや、え、う…うぅ…」
「さ、麻美さん?立ったしこっちおいで。洗ったげるから」
「約束って…やだ、恥ずかしい。自分で洗う」
ブンブンと首を振って拒絶すると不満げな顔でこちらを見られ、視線を逸らす。
「なに、俺と一緒なのイヤ?昨日頷いたのに?」
「やっ…あれは、もう考えられないほどいっぱいいっぱいだったし…一緒にお風呂は…うぅーん…バスタオルがあれば…なんとか…?」
「却下」
「うぅぅっ…やっぱヤダ……洗うのもっとヤ!」
「うわひっでぇ」
苦笑する純平くんの顔を睨む。
隠す気も無いのか、大変危険なモノも視界に入る時があってどうしたらいいのか非常に困る。
「…一番は…慣れてる素振りの純平くんがヤダ。…うん」
言っても仕方ない事だけど、こうも堂々とされてると泣きそうになる。
他の男性をほぼ知らないも同然な私とだいたい経験済みであろう彼との大きな違いかもしれない。
「ん?それ嫉妬?…なーに可愛いこと言ってんだか……女と風呂とか小さな頃に母親としかねーよ?」
「いいよ…そんな嘘」
半分以上いじけて湯船を見つめていると、グイっと腕を引いて立たされ、純平くんの胸元に顔を寄らされる。
「……わっ……ぇ、ぇ?」
「聞こえる?心拍数?」
こくりと頷くと頭を何回か撫でられ「そういうこと」と身体を離される。
「な、なんで…!?…いや、え、う…うぅ…」
「さ、麻美さん?立ったしこっちおいで。洗ったげるから」