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揺れる世界の秘め事
第18章 お風呂でゆったり?
身体を隠す事すら忘れ放心した私の腕をくん、っと引っ張られ、促されるままに椅子の前のマットに座る。
椅子に純平くんが座り、手のひらにシャンプーを泡立たせて、私の髪を洗い出す。
「だいたいさぁ、好きでもない女と風呂なんて俺は入らねぇし…ど?気持ち良い?」
「…う…ん…気持ち良い……」
昨日確かに誘われるがまま…と言っていたのを思い出すと、苦いような切ない気持ちになる。
…背中越しに聞こえる彼の心音は間違えなく早くなっていて、彼も緊張しているのが少し嬉しい。
シャワーでシャンプーを流すとコンディショナーまでしてもらい、髪の毛をゴムでくくられる。
「わぁ…なにから何まで…私も洗ったり…したほうが…?」
お姫様気分に浸れるわけもなく、むしろ少々申し訳なく感じ純平くんを見るとニカッと満足そうな笑みを浮かべられる。
「うん?俺がしたくてやってるんだし気にしないでいいよ?大人しく甘えて欲しいんだけど?」
「え…えぇぇ……」
成人を過ぎた女性が年下の男子に甘えるなんてそんなハードル高くて無理、と思いつつ苦笑すると見透かしたように頭を撫でられる。
「いいんだよ、頼りないかもしんねぇけどさ、好きな人に甘えられたりは嫌がるヤツいねぇし」
「…ん……って、ちょっ、もういいから…!」
心があったかくなって半泣きな私に満足そうに頷くと、すぐ傍にあったボディーソープのボトルから乳白色の液体を取り出す。
あわてて首を振るが、拒否を許さない笑みのまま手のひらの液体を泡立てる純平くん。
「俺が洗いたいんだってば」
「で、でも…ッ」
それでも渋る私に小さくため息を吐く。
椅子に純平くんが座り、手のひらにシャンプーを泡立たせて、私の髪を洗い出す。
「だいたいさぁ、好きでもない女と風呂なんて俺は入らねぇし…ど?気持ち良い?」
「…う…ん…気持ち良い……」
昨日確かに誘われるがまま…と言っていたのを思い出すと、苦いような切ない気持ちになる。
…背中越しに聞こえる彼の心音は間違えなく早くなっていて、彼も緊張しているのが少し嬉しい。
シャワーでシャンプーを流すとコンディショナーまでしてもらい、髪の毛をゴムでくくられる。
「わぁ…なにから何まで…私も洗ったり…したほうが…?」
お姫様気分に浸れるわけもなく、むしろ少々申し訳なく感じ純平くんを見るとニカッと満足そうな笑みを浮かべられる。
「うん?俺がしたくてやってるんだし気にしないでいいよ?大人しく甘えて欲しいんだけど?」
「え…えぇぇ……」
成人を過ぎた女性が年下の男子に甘えるなんてそんなハードル高くて無理、と思いつつ苦笑すると見透かしたように頭を撫でられる。
「いいんだよ、頼りないかもしんねぇけどさ、好きな人に甘えられたりは嫌がるヤツいねぇし」
「…ん……って、ちょっ、もういいから…!」
心があったかくなって半泣きな私に満足そうに頷くと、すぐ傍にあったボディーソープのボトルから乳白色の液体を取り出す。
あわてて首を振るが、拒否を許さない笑みのまま手のひらの液体を泡立てる純平くん。
「俺が洗いたいんだってば」
「で、でも…ッ」
それでも渋る私に小さくため息を吐く。