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揺れる世界の秘め事
第12章 家まで、待てない…
「変じゃねーよ。全然。俺だって変態だし。つか俺がイカせてんだから変じゃねーだろ?それとも俺意外に触れられてそうなんの?俺以外がイイの?」

冗談交じりで聞いてきているハズの有馬君の視線が刺さるようで、目を合わせることこそはできないけれど首を振る。

「…有馬君がいい…有馬君以外いや…」
小さい声で言うと、優しく頭を撫でられる。

「だろ?そもそも俺がイカせてんのに麻美さんをイヤがるとかぜってぇ無いから、むしろ最高に嬉しいし」

「そ…なの…?…嬉しい…?」

予想外の言葉にチラリと視線を合わせると
フッと笑われる。

「俺が開発したんだって自慢したいくらいにな?…つか、名前で呼んでよ」
「も、もぅ…純平…の…バカ」

もう体も顔も真っ赤で、恥ずかしい。
小さくだけど名前を呼んでみると、満面の笑みを見せられる。

「最高っ!」
「……ばか」
恥ずかしくてまた口が悪くなる。
それをまた笑われる。

「…つか、そろそろ限界…可愛すぎ…麻美、いい?」
「…っ……」

耳元で囁かれ身体が粟立つ。
こくりとゆっくり頷く。

まくられていた服もブラも剥ぎ取られる。
その行為自体が恥ずかしくて見ていられない。

「はは、下着、意味ねぇなコレじゃ…」

ショーツに指で触れて、熱っぽい笑みで囁かれる。
ソコは自分でもわかるくらいにドロドロになっていて、きっと下着の役目なんてなくなっている。ショーツに手をかけてゆっくりと剥がされ涙目になる。

「すげ、糸引いてる」

ほう、と漏れる息のような言葉を吐いてから、そのまま蜜口に二本の指を挿れていく。

「はぁ…ッ」
突然きた異物感にぶるりと震える。
電車の中で触られ、イカされた身体はもう純平君にはすべて知られていて、すぐに二本の指を軽く曲げてざらついた部分をコリコリとなぞられる。

「アッ…イ、ぁっ」

強い感覚に耐えられず大きく声が漏れてしまう。
車内では一度として上げたことの無い甘く大きい自分の声にビックリしてすぐに声を殺そうとする。
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