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揺れる世界の秘め事
第12章 家まで、待てない…
「いや、うん、ごめん…」
ただただ純粋な好奇心が考えるより前にでてしまった後悔で失った理性を再構築する。
途端にベッドの上に全裸の純平君が寄ってきてどこを見たらいいのかわからず。
もうどこも見れずに目を瞑る。
「……別に…いいけど…さ、見たいの?」
「え、あ…ぅ…」
そっと手を引かれて純平君自身に触れさせられる。
その感覚にビクッと震えてからうっすらと眼を明けるとすぐ目の前に純平くんの揺れる瞳があって、
頭がまた白くなる。
こくん、と頷いて指先に触れていた純平君の欲望をそっと撫でてみる。
「ぅ…」
ピクンと純平君の肩が跳ねる。
ベッドに寝転んでいた体を純平君に支えられながら起こし、ベッドの上に座る。
指先を少し自信なさげに動かしていると切なそうな吐息が純平君の口から零れる。
眉を寄せて感じてる純平君にドキンと胸が鳴る。
「気持ちいい…?」
少し小さく尋ねると純平君が震える。
「ン…もうちょっと、強くして」
「う、ん…」
強くって…どのくらい…だろうか…緩く指先で触れていたのを止め、握るように触りなおす。
力加減がわからないので、ほんの少しだけ力を入れて上下にしごいてみる。
「…っは…、きもち…」
掠れた声で純平君が呟いて、胸が鳴く。
過去に読んだことのあるそういう本をうっすら思い出して、
純平君の先端の方をくにくにと弄ってみた。
その行動と同時に小さく「ぅぁ…ッ」と漏らす順平君。
先端の方が少しぬるついていて、
その液体を手のひらに塗りつけるように手のひらで円を描く。
その行動に反応して純平くんのが大きくなる。