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揺れる世界の秘め事
第12章 家まで、待てない…
「や、べぇ…」
少し苦しそうに息を吐く純平君をチラリとみる。
もう限界なんだろうなぁ…

あまり自分のテクなんてものは期待できないから、
短く、一気に乳圧をかけて、
左右のふくらみを上下に動かす。

先端を舌で転がし、つつき、舐めあげる。

「お、ぃ……も、ヤバイから、はな、せ」

必死で我慢してる姿も悪戯心に火をつけて。
先端にちゅ、ちゅ、とキスをしてから谷間から出てる部分全てを咥えて吸いつく。

「う…ぁ…ッ」

離そうと頭をつかまえたはずの純平君の手が髪の毛をクシャリと掴む。
熱い塊と彼の体がブルリと震えて、
私の口の中に白い液体を吐き出す。

「ん…っ……んく…」

射精を促すように、頭を緩く前後に動かして、
まだ大きいままの彼のを吸う。

「くっ…ぅッ」

口に溜まった液体に少しだけ戸惑ったのをバレないようにこくりこくりと飲み込む。
少し苦くて喉に絡む。
けど口から出すなんて考えていなかった。

吐き出し終わった彼のにちゅ、ともう一度キスを落として笑う。

「まだ、大きいままね?」
「そりゃ…あんな事されたら堪んねぇし。全部飲むし…すげぇ興奮するし…」

少し悔しそうに顔を赤らめて言う純平君を見て、
なんだかこの行為が初めてだった気がして嬉しくなる。

「ん…まだ、できる…の?」
「当然。…っと」

薄く余裕のあるような笑みを浮かべて聞いてみたらニヤリと笑われる。

ベッドサイドにある避妊具を取るのかなと思ったら、
ジーンズのポケットから持参したらしい四角い小さな袋を取り出す。

常時持ってるのか、それとも今日狙われてたのかはわからないけど。
『スル』気が前からあったという事実に少し複雑になる。

嬉しいような、悲しいような、そもそも誰とスル予定だったのか…なんて考えてしまうあたり女の子だなぁ。
と苦笑する。
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