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揺れる世界の秘め事
第13章 事情後のベッド
「ぁ、…と…他には?」
「ん、だいたい知ったし。
知りたいことはこの先ゆっくり聞いてく。
…ああ、じゃぁ…俺の嫌だった?」

ニヤリと笑いながらわかりきった事を聞かれ少し悔しくなる。

「…まさか。嫌なら逃げてるよ」

余裕ありげな笑顔をつくって見つめてみせる。
でも純平くんの熱い視線とぶつかると仮面なんてすぐに溶けて頬が染まる。

「ふ、可愛いの」
頬にキスされて、もっと赤くなった顔をうつむいて隠す。

「も、もぅ…じゃぁ次は私からね…えーと…聞きたいこと多すぎて迷う…」
「全部答えるからゆっくりでいいよ」
「…ん。じゃぁ、これは聞いても仕方ないけど。今まで女の子どのくらいいたの?」

正直、たくさん聞きたいことがあるけど。
私に質問したのと同じようなものだし…。
いい、よね…?

「ぁー、何、嫉妬?」
「ちゃ、茶化さないでよ…でも、まぁ…そう取っても…いいけど」

俯いて小声で言うと嬉しそうに笑われる。

「ん、じゃぁ正直に答えるけど。告白されたら付き合った。彼女になったヤツに誘われたらした。彼女になった以上はしないとなぁ。くらいのもんで誘われない限りしなかったし求めることなんてなかったな」

なんとなく予想と同じで苦しいけど、意外な部分もあった。自分から求めないって、自分の意思は特に無かった感じなのかな…。


「たぶんあとで聞くつもりだろうから言うけど、誘われたから抱いたりしてたから逆に気に入った人を抱くのにすげぇ憧れるっつかいいなって思って。
浮気とかはさすがに無いよなって思ってても別れた瞬間告られることが多くて。
で、高1の終わりぐらいかな、車内で可愛い子がオッサンに触られてて。
もちろんその子助けたんだけど逆にその子に車内で誘われて。
あぁ、これって浮気になんねーな…って認識しちまったんだよね」

今思うとかなりおかしいんだけどなぁ…とクスクス笑う純平くん。

そればっかりは私も苦笑する。
浮気どころか犯罪だもの…

「それがはじめたきっかけで。まぁ、自分で言うのもアレだけど顔が武器になって女もすぐ大人しくなるし周りに見られてもバカップルって思われるから楽で。
まぁそれでも好きな人とかいなかったけどね」

「そ、っか…」

痴漢被害者が誘ってくるってどうなの…ねぇ、どうなの。

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