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第14章 まだ、寝かせない。

この体勢だと純平くんが動くのは結構辛いみたいで、必然的に私が腰を動かすことになる。
純平くんもさっきより少しスペースがあるので、時折私の腰を掴みながら私を動かしたり、下から突いたりする。

「んッ…ふ、…ぁっ……」

純平くんの目の前で一人踊らされてるのがすごく恥ずかしい。目で犯されてるんじゃないかってくらいにじっと見つめられてるのもあるけど…。
色っぽい顔で見つめられるとお腹がキュンっと締まる。

「…っぅ…」

その度に気持ちよさそうに顔を歪めて唸る純平くんにまたゾクゾクと体が反応してしまう。

…相当キてるなぁ…私。
でもきっと彼に見つめられてる私…淫らに喜んでる…

そっと彼の視線から逃げるように唇を求めて、重ねる。
純平くんの舌がすぐに割り込んできて、余裕の無い噛み付くようなキスをされて、とろんとなる。
キスに集中して腰を動かせなくなって、一番奥のままグリグリと左右に少しだけ腰を動かす。その感覚を純平くんが気に入ったみたいで彼の唇からキスの合間に甘い息が漏れる。私の方は…ずっと止まらない。

ビリビリとした強い感覚がまた溢れ出てきて、唇を離して告げると、
「俺も、限界」と艶めいて掠れた声で言われる。

「ん、あっ…じゅ、ぺ…す、っきぃ…」
「俺、も…好き…っだ…」

何度も大きく深く奥深くを打ち付けて、ぶるりと震える。
何度目かもわからない絶頂に体への負担はもう既にピークで、純平くんの液体がおなかの中で出てる間隔を膜ごしでもドクドクと感じて、意識を手放す。