この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
揺れる世界の秘め事
第15章 幸せな朝
すぐに服を着るのも気持ち悪くて、下着の上にガウンを羽織ってからベッドのほうへ向かう。
今は無き…と言うと変だけど、純平くんが扮していた『あの人』に電車で会ったときに必ず必要になる代えの下着はバッグの中に常備されてて、こんな時に必要になる事に苦笑する。
ベッドに近づくと気持ちよさそうに寝ている純平くんを見て、少し躊躇われたけど、軽くゆさぶる。
「純平くん?朝だよ…起きて?」
優しく言うと「んん…」と小さく唸られる。
「じゅーんぺぇくん?」
もう一度、今度は少し強く揺さぶって声をかける。
「…ん、うるさい…寝かせて…」
と、不機嫌そうな声をあげて私の腕を引っ張ってベッドの彼の腕の中に収められる。
純平くんの甘い香りがして、胸が鳴る。
と言うか寝起き…悪いのね…あまり寝てないだろうから仕方ないけど、ちょっと困る。
「もう…離してっ…せっかくシャワー浴びたのに……」
そういいながら腕を解こうとするけど、純平くんの力が強くて、腕の中が心地よくて抵抗なんて強くできない。
少ししてからまた寝息が聞こえて、強硬手段だ。
なんて思いながら唇を奪う。
ピクンと身体が固まったので、そのまま何度か啄ばむようにキスを落とす。
……嘘。ただしたくなっただけだなぁ、これじゃぁ。
少し苦笑しながら唇に舌をもぐりこませてみると、体を抱きしめてた腕が強くなり、ぐるんと純平くんの上に移動させられて、深いキスをされる。
「ん…んぅ…んんっ」
驚いたけど、嬉しさが勝ってそのままキスを受け入れる。
今は無き…と言うと変だけど、純平くんが扮していた『あの人』に電車で会ったときに必ず必要になる代えの下着はバッグの中に常備されてて、こんな時に必要になる事に苦笑する。
ベッドに近づくと気持ちよさそうに寝ている純平くんを見て、少し躊躇われたけど、軽くゆさぶる。
「純平くん?朝だよ…起きて?」
優しく言うと「んん…」と小さく唸られる。
「じゅーんぺぇくん?」
もう一度、今度は少し強く揺さぶって声をかける。
「…ん、うるさい…寝かせて…」
と、不機嫌そうな声をあげて私の腕を引っ張ってベッドの彼の腕の中に収められる。
純平くんの甘い香りがして、胸が鳴る。
と言うか寝起き…悪いのね…あまり寝てないだろうから仕方ないけど、ちょっと困る。
「もう…離してっ…せっかくシャワー浴びたのに……」
そういいながら腕を解こうとするけど、純平くんの力が強くて、腕の中が心地よくて抵抗なんて強くできない。
少ししてからまた寝息が聞こえて、強硬手段だ。
なんて思いながら唇を奪う。
ピクンと身体が固まったので、そのまま何度か啄ばむようにキスを落とす。
……嘘。ただしたくなっただけだなぁ、これじゃぁ。
少し苦笑しながら唇に舌をもぐりこませてみると、体を抱きしめてた腕が強くなり、ぐるんと純平くんの上に移動させられて、深いキスをされる。
「ん…んぅ…んんっ」
驚いたけど、嬉しさが勝ってそのままキスを受け入れる。