この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
揺れる世界の秘め事
第15章 幸せな朝

「つーか麻美さん今日予定無い?今日も一緒にいれる?」
と続けられてまた赤くなる。喉につっかえてあわてて飲み物で流し込んでから頷く。

「よっしゃ、じゃぁデートしよ」
「ん、うん」

今日も一緒にいれると思うと嬉しくなる。
「んー、でも服一緒だと寂しいよなぁ…」

ふと考え込むように言われる。

たしかにオフの日くらい可愛い私服でいたいし…純平くんの前ならなおさら。

「あ、じゃぁ一回家戻ってから、とか?」
「麻美さんとの時間減んのやだ。…んー、知り合いの店近いしそこまず行くか」

デートなんてよくわからないし全部任せる。
どこでも純平くんと居られればそれで最高なんじゃないかな、なんて思うから。

食事を取ってからホテルから出て、純平くんの言っていたお店へ向かう。
電車に乗り込んで純平くんの最寄駅の二つ手前の駅に降りる。

「どんな所なの?」
「ん、結構デザインのいい服多い。麻美さん絶対似合う」
「そ、そう、なの?」
「うん。そいつんトコメイクとか髪とかもやんの上手いし」

笑顔で言われて大事な友人なのかな、と微笑む。
ああでも、と突然足を止められて首をかしげる。

「麻美さん惚れないでね。つーか麻美さん触らすのやだな」

少し不安そうに此方を向いて言う純平くんがおかしくてくすっと笑ってしまう。

「私純平くん以外興味ないよ?」
「っ当然、だろ!」

少し声を荒げて頬を染める純平くんを見て、少しだけ子供っぽいとか可愛いなんて思ってしまう。
/112ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ