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揺れる世界の秘め事
第16章 お出かけデート
私の言葉の意味を正確に理解した純平くんが真っ赤な顔で答えるから、つられて頬が赤くなってしまう。うん、と頷いてからメニューを手に取る。
朝と時間もそんなに空いてないので軽いものをとサンドウィッチを頼むと純平くんがピラフを頼む。
「…夕飯、麻美さん作ってくれんの?」
空のコーヒーカップを指でなぞってから上目遣いで見られて、不意の色気に跳ね上がりそうになる。
「え、あ、うんっいいけど、何つくろうか?」
「あー、じゃぁハンバーグ。今度作るって言ってたじゃん」
子供みたいな笑顔で楽しみだなぁと笑われる。
「うん、りょうかい。あぁ、食材とかは買ってから向かっていいかな?」
「もちろん。つかたぶん冷蔵庫の中何も無いからどっちみちよらねーと」
「ん、そうなの?純平くん料理苦手?」
「たぶん人並…かな、弁当か人と食うののが楽だしそっち多い」
ああ、なるほど…と納得して苦笑する。まぁ男の人だし純平くんの周りには友人知人女の子多いイメージあるなぁ、確かに。
私もそこまで得意じゃないから少しは手伝ってね?と、首をかしげるとこくこくと頷かれる。
シーフードピラフとサンドウィッチを頼むと、すぐに出てきた。
いつも外に出たとき(主に会社のお昼休憩の食事)は必ずといっていいほどお互いのを一口いただいていた。
そこらへんは正直特に深くは考えてなく、ただ(女子)友達としてるのと変わらなくて、サラッとしてたけど…
彼氏だと思うとつい、照れてしまう。今までの自分が信じられない。
朝と時間もそんなに空いてないので軽いものをとサンドウィッチを頼むと純平くんがピラフを頼む。
「…夕飯、麻美さん作ってくれんの?」
空のコーヒーカップを指でなぞってから上目遣いで見られて、不意の色気に跳ね上がりそうになる。
「え、あ、うんっいいけど、何つくろうか?」
「あー、じゃぁハンバーグ。今度作るって言ってたじゃん」
子供みたいな笑顔で楽しみだなぁと笑われる。
「うん、りょうかい。あぁ、食材とかは買ってから向かっていいかな?」
「もちろん。つかたぶん冷蔵庫の中何も無いからどっちみちよらねーと」
「ん、そうなの?純平くん料理苦手?」
「たぶん人並…かな、弁当か人と食うののが楽だしそっち多い」
ああ、なるほど…と納得して苦笑する。まぁ男の人だし純平くんの周りには友人知人女の子多いイメージあるなぁ、確かに。
私もそこまで得意じゃないから少しは手伝ってね?と、首をかしげるとこくこくと頷かれる。
シーフードピラフとサンドウィッチを頼むと、すぐに出てきた。
いつも外に出たとき(主に会社のお昼休憩の食事)は必ずといっていいほどお互いのを一口いただいていた。
そこらへんは正直特に深くは考えてなく、ただ(女子)友達としてるのと変わらなくて、サラッとしてたけど…
彼氏だと思うとつい、照れてしまう。今までの自分が信じられない。