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揺れる世界の秘め事
第17章 彼のお家
「…それじゃ、お望み通り俺と麻美さんが満足するまでたくさん愛してあげますか」

嬉々とした声音が頭上から聞こえたかと思うとシンクの向きに体を動かされる。

「わっ…えっ?」
「今回はこっち、ね?」

後ろで艶っぽく笑われてドキンと胸がなる。
純平くんの指がショーツの隙間から秘蜜に触れる。

「…ぁッ」

くちゅりと水音が聞こえ顔が一気に赤くなる。
ふっと後ろから笑みが聞こえ、その指がゆるゆると花弁をなぞって離れていく。

「俺のも…もう待てないや」

純平くんが低く呟いたのと同時にくち…と私の秘所に熱いモノがあてがわれ、
そのまま一気に奥深くまで入り込む。

「きゅっぁっ…」
「っ…やっぱキッツ…」

ズン、と重く突かれ脳がビリビリと痺れる。

「は…あ゛…っ…」
「ちょ…麻美…締めすぎっ」
「っだ、だって、これ、やぁぁっ」

突かれるたびに足がガクガクと震え、上半身をシンクに乗っけて揺さぶられる。
両腰をつかんで支えられてる、けど…
顔が見えないのも、立ってるのもかなり不安だしキツイ。

「あぅ、んんっ、ぁぁっ…」

リズムをつけるように強弱を変える純平くんが私を翻弄させる。
ふわふわと浮遊するような感覚とビリビリとした奥深くに突き刺さる強烈な快感にただ鳴くしかできない。
上半身を起こされ、腰を支えていた手がお腹にまわる。

「麻美、こっち向いて?」
「ん、んっ、ぁっ…」

優しく抱きしめたまま、耳元で囁かれ、その艶めいた甘い声にゾクゾクと身体があわ立つ。同時に身体の中心もキュンと締まって純平くんが小さく呻く。
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