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揺れる世界の秘め事
第17章 彼のお家
ギュッと締め付けたままゆっくりと腰を動かす。

「…ふっ…くっ…あぁっ…」

蜜口が意思とは別に収縮を繰り返しゴリゴリと抉る快感にもだえる。

「っこ、れ…気持ちいい…ひぁ…っ…」
「俺ので1人で楽しむとかスゲェ可愛いけど寂しいんですけど?」

苦悶の表情の純平くんが最奥をズンと突く。

その衝撃でビクンと大きく身体が跳ねて、蜜口の故意の締め付けが消える。

「あ、やっ…んんっ…」
自由になった純平くんの熱棒が反撃のごとく暴れる。
「2人でするもんだろ?それとも麻美は俺のコレだけ好き?」

グイッと内側の角度を変えられ、いつもと少し違う奥の部分にぶつかった熱棒をグリグリとこすりつける。

「ひっ…あ゛ッ…!」

痛みにも近い強烈な感覚に襲われ身体がビクビクと震える。
その反応を見てふっ…と息を吐き、艶かしい笑みを浮かべる彼。

「……見っけた」
そう一言呟いて奥のリングを熱棒で優しく撫でられる。

「くぅっ…ァッ…い、やぁ…ッ」
「ん、まだキスだけ、な?」

そう言いながら何度か先端でキスして離れてを繰り返してグリッと角度を戻す。

小さな刺激にガクガクと震えていた私を優しく撫でる。

「わり、ちょっとツライよな?」
「ふっ…はっ…ん…」

こくりと小さく頷くと「もうやめる?」と聞かれ、一瞬戸惑ったけど首を横に振る。

「…やだ、このままがいい」
「ん。ムリはさせないから…最後まで、な」

優しさと熱さを含んだ笑みを浮かべてから、身体を大切に大事にしているように、とても情熱的に絡み合う。
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