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揺れる世界の秘め事
第17章 彼のお家
繋がったまま指の腹で身体のどこを触れられても反応してしまうほどにゆっくり時間をかけて撫で回され、今度は舌で届く場所全てを舐められる。
くすぐったさに身体をよじれば繋がった蜜口が刺激を受け、どろどろに溶けそうになる。全身をこれでもかと愛撫されればやっと敏感な繋がった部分の周りに指が向かう。太ももの内側を何度も撫で、赤く熟れた芽を指の腹で撫で回され、それだけで身体がブルリと震える。
その反応に満足げに息を吐いて、何度も芽を往復する。

「…はぁっ…っぅ…」

甘く切なくジワジワとのぼりつめる波に小さな恐怖を感じながら彼の指に踊らされていると、純平くんも小さく息を吐く。

「麻美…そろそろ?」
「……っん…」

徐々に強くなる波に飲み込まれた私は純平くんを強く咥えこむ。
その度に小さく呻く声に申し訳なさと興奮が増す。

「いいよ。このままイってみ?」

左腕を腰に巻きつけ、ぴったりと隙間なく密着したまま、つながりから溢れた雫をくすい、濡れた右手で芽を摘む。
強弱をつけながらいろんな触れ方をされ、あっという間に限界を迎えてしまう。

「…きゅ…うっ……あァッ…!」

ビクビクと大きく収縮した内側が苦しかったのか、腰に巻かれていた腕の力がぐっと強まった。

「ぁ……はぁ……ッ」
「……はー……ギリギリ…」

大きく息を吐いた純平くんがゆるゆると内壁を擦る。
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