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エロ除霊師のお兄さんに付きまとわれてます。
第7章 花香るメモリー
部屋がしんと静まり返る。先程までの乱痴気騒ぎでさすがの悪霊も退散したのだろう。

「皓奈。改めて聞くけど、俺のことが好き?」

ちょっと不安げで、自信満々に私をいたぶっていた人物とは思えない。

昔は皓太こそ私のことが好きだった。
俺は本家の人間だから家業を継がないといけない、皓奈は自分の好きな生き方ができて羨ましい、と寂しそうに言うから。

「大きくなったら皓太のお嫁さんになる!」と幼心に本気で宣言したのだ。そうすればずっと一緒にいられると思った。

皓太は驚いて「本気なんだね?」と言った後、無言で私を抱き締めた。その力が強くて息が苦しかったけれど、幸福だった。

あの後両親があんなことになるまでは。
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