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エロ除霊師のお兄さんに付きまとわれてます。
第2章 決して偶然じゃない

「最近来たでしょう? 思い出しましたか」
覚えている。きっかけは友人の一言だった。
「最近心霊番組見てたらさ、駅の反対側にある家が映ったんだ~。ニュースでは一家心中って言ってたけど、本当は夫に奥さんが殺されたらしくて、女の人が化けて出るんだって」
私はその手の番組は見ない。怖いものが苦手というより、嘘くさいと思ってしまい、何が面白いのかよくわからないからだ。
だがその日は会話の一環で、つい反応してしまった。
「えー、なんで場所わかるの? ああいうのって、具体的な場所は映さないでしょ?」
覚えている。きっかけは友人の一言だった。
「最近心霊番組見てたらさ、駅の反対側にある家が映ったんだ~。ニュースでは一家心中って言ってたけど、本当は夫に奥さんが殺されたらしくて、女の人が化けて出るんだって」
私はその手の番組は見ない。怖いものが苦手というより、嘘くさいと思ってしまい、何が面白いのかよくわからないからだ。
だがその日は会話の一環で、つい反応してしまった。
「えー、なんで場所わかるの? ああいうのって、具体的な場所は映さないでしょ?」

