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エロ除霊師のお兄さんに付きまとわれてます。
第2章 決して偶然じゃない
彼は私を椅子に座らせる。テーブル同様、椅子も汚れていそうで気になったが黙っていた。
私と目線を合わせるために、彼はその場で片膝をつく。
「よく聞いて欲しいんだけど、君には悪い霊が憑いている。それはこの家に関係しているから、ここまで来てもらった。そして、これからアキナにあることを手伝ってもらいたい」
「あること? 手伝いって私が?」
男はしっかりとうなずいた。
「俺は、除霊師なんだ」
「じょれいし?」