この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
エロ除霊師のお兄さんに付きまとわれてます。
第4章 トンネルで……

「アキナ、大丈夫か?」
慌てて私の元へコウタが駆け寄ってくる。
「すまない……。君にはまだ耐性がないんだった……」
「いいから、もう変なことに巻き込まないで……」
「顔に傷が」
コウタはきゅっと唇を噛むと、そっと頬に触れる。温かいエネルギーがそこから伝わってくる。温泉に浸かっているみたいに、心地よくてほっとするような感覚だ。
眠りに落ちる前のように、まぶたがとろんとしてくる。
「アキナ」
なあに? と言ったつもりだったが、言葉は発する前に飲み込まれた。コウタが唇を重ねている。
慌てて私の元へコウタが駆け寄ってくる。
「すまない……。君にはまだ耐性がないんだった……」
「いいから、もう変なことに巻き込まないで……」
「顔に傷が」
コウタはきゅっと唇を噛むと、そっと頬に触れる。温かいエネルギーがそこから伝わってくる。温泉に浸かっているみたいに、心地よくてほっとするような感覚だ。
眠りに落ちる前のように、まぶたがとろんとしてくる。
「アキナ」
なあに? と言ったつもりだったが、言葉は発する前に飲み込まれた。コウタが唇を重ねている。

