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エロ除霊師のお兄さんに付きまとわれてます。
第5章 廃病院にて

「ああ。紹介するね。今夜手伝ってくれるヒロエ。優秀な助手なんだ」
「助手はそっちよコウタ。あたしの足引っ張ったら承知しないからね。それにしてもこんな可愛い子だったとはねー。まさか最後までやってないでしょうね?」
「あはは、……ご想像にお任せするよ」
ごまかすように笑って、コウタは病院の玄関へ向かう。
病院といっても、個人経営の内科だけの病院だから、そんなに広くはない。建物も2階までしかないようだ。
この病院、経営が立ちゆかなくなり潰れてしまったと聞いたのは何年か前のことだ。法律で許可されていない薬品を巡る医療事故があったと一時期ニュースを騒がせたので、私でも知っている。
さぞかし強い怨霊がいるのだろう。内心ため息をついた。
「助手はそっちよコウタ。あたしの足引っ張ったら承知しないからね。それにしてもこんな可愛い子だったとはねー。まさか最後までやってないでしょうね?」
「あはは、……ご想像にお任せするよ」
ごまかすように笑って、コウタは病院の玄関へ向かう。
病院といっても、個人経営の内科だけの病院だから、そんなに広くはない。建物も2階までしかないようだ。
この病院、経営が立ちゆかなくなり潰れてしまったと聞いたのは何年か前のことだ。法律で許可されていない薬品を巡る医療事故があったと一時期ニュースを騒がせたので、私でも知っている。
さぞかし強い怨霊がいるのだろう。内心ため息をついた。

