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エロ除霊師のお兄さんに付きまとわれてます。
第5章 廃病院にて

床を恐るおそる照らしていると、一歩先を行くヒロエさんが目を細めて振り向いた。
彼女の顔が整っている分、下から照らされてはっきりと陰影が映し出される。
「アキナはもう何度もコウタに付き合わされているの?」
「付き合わされてるというか、なんでここにいるのか、自分でもよくわからないんですけど」
「懐中電灯持ってくるなんて、用意良いじゃない。だいぶコウタに影響されているのかしら」
「影響……、されているんですかね?」
愛想笑いをしたが、ヒロエさんはにこりともしない。
「そうよ。だって、こんな所に懐中電灯持ってくるなんてド素人だもの」
彼女の顔が整っている分、下から照らされてはっきりと陰影が映し出される。
「アキナはもう何度もコウタに付き合わされているの?」
「付き合わされてるというか、なんでここにいるのか、自分でもよくわからないんですけど」
「懐中電灯持ってくるなんて、用意良いじゃない。だいぶコウタに影響されているのかしら」
「影響……、されているんですかね?」
愛想笑いをしたが、ヒロエさんはにこりともしない。
「そうよ。だって、こんな所に懐中電灯持ってくるなんてド素人だもの」

