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恋する男子に恋をした
第4章 告白
「うん」



と小さな声で返事をした蜂屋が上から退くと、俺もゆっくりと起き上がりベッドの方に向かう。

ふと振り返ると蜂屋がすぐ後ろにいて、目を合わせた。



「……何?」


「……いや?」


「あぁ、オーちゃん。うつ伏せ止めて?お尻の痣は見たくない」


「ったく!!」



誰のせいで……ってか、向かい合うのはちょっと抵抗あるんだけど。

寝っ転がって足開って?!


ベッドに膝をついた格好で動きを止めた。


男を好きってだけで終わってる事だけど、それでもやっぱり自分で受けの態勢を作るのは、ちょっと…。



「オーちゃん?」


「ん?」


「どうしたの?」



そう言って腰を持たれてビクッとした。
体全体の血がドクンと鳴る。

間違いなく、身体は蜂屋を受け入れる準備をしているし、蜂屋を好きだから本当は……心も欲しい。
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