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恋する男子に恋をした
第5章 嫉妬
それから一週間が経った。
蜂屋とは金土日と会うものの、お互い目も合わせなければ、話もしない。きっと蜂屋は、俺の事を『キモイ奴』とでも思ってるんだろう。
バイト終わりに事務所で店長を細め軽蔑の眼差しを送る。
「店長……誰にも言わないでって言ったのに」
「でもほら、ね?こうして止めてくれる友達がいるって良い事じゃない?!」
苦笑いをして取り繕う店長に呆れる。
結局、俺はバイトを辞めない事になった。ただ、金土の2日は新しいバイト先である居酒屋に行くので、こっちのバイトは週3になり、本当は蜂屋とバイトをかぶりたく無いが日曜日は仕方なく出勤する事にした。
「……そうですかね?」
それだって、店長が頼んだから来ただけだし!!
「そうだよ!!俺があんまり溜息つくから、珍しく気にしてくれてさぁ。『オーちゃん辞める』って言ったら、詰め寄られて『なんでもっと早くに言わないんだ!!』って怒られたんだよ」
そう笑って店長が言うから、期待しちゃいけないと思いながら、もしかしてという気になってしまう。
蜂屋とは金土日と会うものの、お互い目も合わせなければ、話もしない。きっと蜂屋は、俺の事を『キモイ奴』とでも思ってるんだろう。
バイト終わりに事務所で店長を細め軽蔑の眼差しを送る。
「店長……誰にも言わないでって言ったのに」
「でもほら、ね?こうして止めてくれる友達がいるって良い事じゃない?!」
苦笑いをして取り繕う店長に呆れる。
結局、俺はバイトを辞めない事になった。ただ、金土の2日は新しいバイト先である居酒屋に行くので、こっちのバイトは週3になり、本当は蜂屋とバイトをかぶりたく無いが日曜日は仕方なく出勤する事にした。
「……そうですかね?」
それだって、店長が頼んだから来ただけだし!!
「そうだよ!!俺があんまり溜息つくから、珍しく気にしてくれてさぁ。『オーちゃん辞める』って言ったら、詰め寄られて『なんでもっと早くに言わないんだ!!』って怒られたんだよ」
そう笑って店長が言うから、期待しちゃいけないと思いながら、もしかしてという気になってしまう。