この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
恋する男子に恋をした
第5章 嫉妬
蜂屋はそう言って俺の肩をつつくから、俺もイライラする。
持っていた無料券を蜂屋の胸に思いっきり押し付けた。
「無料券だってよ!!コーヒー飲みの来いってさ!!言っとくけど、俺に八つ当たりすんなよ!!」
俺が怒鳴ると、蜂屋は無料券を手にしてから、俺に視線を合わせた。
「最近来ないからどうしてるのかって!!ただそれだけだよ」
俺は蜂屋に引っ張られて、家に帰る路地を曲がり損ねていたので、振り返って歩き出す。
ムカつく!!
蜂屋の好きな美咲ちゃんと話すだけで、俺は嫉妬されるのに、少しも俺のことは考えないんだな。
奪うとでも思ってんの?!
俺が好きなのは、ムカつくけど……蜂屋なのに。
持っていた無料券を蜂屋の胸に思いっきり押し付けた。
「無料券だってよ!!コーヒー飲みの来いってさ!!言っとくけど、俺に八つ当たりすんなよ!!」
俺が怒鳴ると、蜂屋は無料券を手にしてから、俺に視線を合わせた。
「最近来ないからどうしてるのかって!!ただそれだけだよ」
俺は蜂屋に引っ張られて、家に帰る路地を曲がり損ねていたので、振り返って歩き出す。
ムカつく!!
蜂屋の好きな美咲ちゃんと話すだけで、俺は嫉妬されるのに、少しも俺のことは考えないんだな。
奪うとでも思ってんの?!
俺が好きなのは、ムカつくけど……蜂屋なのに。