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恋する男子に恋をした
第5章 嫉妬
「じゃ、努力をしてください」


「うん、ありがとう。最後に、言わせて?」


「うん」


「好きです」


「うん、次はきっといい恋が出来るよ」


「これもいい恋だったよ?最後まで優しいね、望み一つ与えずに、しっかり振ってくれるなんて。少しさみしいけど」


「幸せになって」


「……本当は、太田くんとなりたかった」


美咲ちゃんは、泣きながら声を震わせて言った。
本音を、しっかりと俺に伝えて席を立た美咲ちゃんは、伝表を取ろうとしたから、先に伝表を押さえた。


「俺はもう少しいるから」


「じゃぁ、お金……」


「いいよ。ご飯付き合ってくれてありがとう。一人飯はさみしかったし」


「そっか、これからも……友達として、コーヒーを飲みに来て?私も……ダイニングバーに行きたいし」


「うん、行くよ」


これが社交辞令的な別れの言葉だとしても、そう言わなくちゃいけない。
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