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恋する男子に恋をした
第5章 嫉妬
目を赤くした美咲ちゃんは、笑って「ごちそうさま」と言い残して帰って行った。

それを見送った俺は、背もたれに頭もつけて項垂れた。


「優しい……か」


美咲ちゃんの言葉を思い出して、鼻で笑った。

確かに、蜂屋よりは優しいな。次の恋をしろと、ちゃんと振って背中を押したんだから。

でもきっと、帰り道1人で泣きながら帰るんだろう。自分でも、もう少し気の利いた言葉で断れなかったのかなぁって反省する。

振られるのも辛いけど、振る方だって相当な要力を使うんだ。ちゃんと諦めてもらえる様に。


あぁ、そうか。

蜂屋は、それすら俺に使いたくないんだ。それくらいどうでもいい相手なんだ。

まぁ、そりゃそうだ。だって、蜂屋からすれば俺は恋敵の上にホモ野郎だし。


「考えると、余計ヘコむわ」
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