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恋する男子に恋をした
第7章 おまけ(1) 蜂屋の秘密
パッと離れた俺を不思議そうに見る蜂屋は、全く何も考えてなさそうで……こいつはバカなんじゃ無いかと度々思ってしまう。


「オーちゃん!!」


と、両手を広げてこっちへ来いとジェスチャーする蜂屋には、男同士の恋愛をどう考えているんだろう。

俺を『嫁』とか言ってたけど、何時までも一緒に居られるはずが無い。

長くても…大学卒業くらいまでだろう。

社会人になれば、お互い出会いもあれば、いずれは家族を持つだろうし…いつか来る別れなんか考えるな!!時間が持ったいない!!


俺はそう思って蜂屋に抱きついた。


「おおっ?!オーちゃんってば大胆!!まだヤリ足りない?!」


「いいえ十分です!!尻痛いし、蜂屋はやり過ぎなんだよ!!」


「だって……エロいオーちゃんが悪い!!」


「俺のせいにすんな!!」


こうして何も考えずに何時までも一緒に居られたらいいのにと願うばかりだ。
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