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恋する男子に恋をした
第1章 失恋
「うわ、ムカつくくらいかっこいい台詞だな?」
「だろ?」
なんて言って笑う俺だけど、蜂屋は笑ってなくて、俺の笑いも薄れた。
「なぁ、美咲ちゃん……どう思う?」
「どうって……うん、まぁ、いい子じゃない?よく笑うし可愛いし気が利くし。」
「うん」
「……って、何だよ?」
「好きな人がいるって……相談された」
「はぁ?! ハッチ……TDLのチケット買ってたじゃん!!デート誘った行ったんじゃないの?」
「その、帰りに、ね」
最悪だ。
予防線張ったって事?!
女はしたたかだね、本当に。デートに誘われた時点で、自分に気があるって分かるだろ?TDLだぞ?!で、その帰りに相談?!
行く前に相談しろつーの!!
「だろ?」
なんて言って笑う俺だけど、蜂屋は笑ってなくて、俺の笑いも薄れた。
「なぁ、美咲ちゃん……どう思う?」
「どうって……うん、まぁ、いい子じゃない?よく笑うし可愛いし気が利くし。」
「うん」
「……って、何だよ?」
「好きな人がいるって……相談された」
「はぁ?! ハッチ……TDLのチケット買ってたじゃん!!デート誘った行ったんじゃないの?」
「その、帰りに、ね」
最悪だ。
予防線張ったって事?!
女はしたたかだね、本当に。デートに誘われた時点で、自分に気があるって分かるだろ?TDLだぞ?!で、その帰りに相談?!
行く前に相談しろつーの!!