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恋する男子に恋をした
第8章 おまけ(2) 初温泉
「初イベントのクリスマスを、こんなに切なく迎えさせるなよ」
思わず涙が零れると、蜂屋はハッとした表情で俺を見て涙を拭った。
蜂屋を女っぽいって思ったけど、俺の方が十分女々しい。
ただ好きだから、好きな人と出来る限り笑って過ごしたいのに、蜂屋の変なへその曲げ方で、こんなにも振り回されて……泣くなんて。
「ごめん」
「うん」
そう言う俺にキスをして、蜂屋は俺を抱き上げた。
「ん、何?!」
「風呂、追い焚きするからそれまでベッドで温まれ。すげぇ冷えてる。ごめんね、待たせすぎて……でも、オーちゃんってそんなに俺の事が好き?」
「すげぇ好き。凍死してもいいって思えるくらい」
思わず涙が零れると、蜂屋はハッとした表情で俺を見て涙を拭った。
蜂屋を女っぽいって思ったけど、俺の方が十分女々しい。
ただ好きだから、好きな人と出来る限り笑って過ごしたいのに、蜂屋の変なへその曲げ方で、こんなにも振り回されて……泣くなんて。
「ごめん」
「うん」
そう言う俺にキスをして、蜂屋は俺を抱き上げた。
「ん、何?!」
「風呂、追い焚きするからそれまでベッドで温まれ。すげぇ冷えてる。ごめんね、待たせすぎて……でも、オーちゃんってそんなに俺の事が好き?」
「すげぇ好き。凍死してもいいって思えるくらい」