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恋する男子に恋をした
第8章 おまけ(2) 初温泉
ばっと起き上がって蜂屋の胸ぐらを掴んだ俺は、今にも泣き出しそうに眉を八の字にしている蜂屋を見て動きを止めた。


「オーちゃんは、自分だけが好きだと思ってんの?俺だってオーちゃんを好きだよ。」


そうかなしそうに笑うから、自分まで悲しくなって来た。


「オーちゃんの一番は俺でいたいし、オーちゃんを独り占めしたい。……そりゃさぁ、オーちゃんに好きって言われたからこの気持ちに気づいたけど、今はちゃんと…オーちゃんを思ってる」


そう言って俺の手に手を添えて、掴んでいた胸元から外し、布団の上に置いた。


「ごめんね、オーちゃん。ちゃんとわかってるから。ごめんね、ちゃんと好きだから……別れたいって……一生思わないで?」


そう言って泣き出すから、俺は蜂屋の頬を撫でてキスをした。

まさか好きだと泣かれるとは思わなくて、それが嬉しくて切なくて、十分伝わった蜂屋の気持ちと一緒に抱きしめた。


「思わない!!」
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